シェフの手が見える店で食べる、ということ。/洋食 泉

お店紹介

扉を開けると、やわらかい光に包まれたカウンターが目に入る。

整然と並んだ椅子と、その奥に広がるオープンキッチン。

飾りすぎないのに、どこかきちんとしていて、自然と背筋が伸びる。

カウンターに座ると、目の前でシェフが手を動かしている。

鍋やフライパンの音、盛り付けの所作。

その一つひとつに無駄がなくて、つい目で追ってしまう。

 

料理は、どれも端正だった。

皿の上だけでなく、空間ごとに整えられているような印象を受ける。

次はコースで来ようと思いながら、この日はアラカルトで。

前菜から、すでに丁寧だった。

本日のスープは、そら豆。

春の色が、ひと口ごとに広がった。

ハンバーグには、ブルーベリーのソースが添えられていた。

甘みと酸みが、肉の旨みにそっと寄り添う。

そして、名物のオムライス。

やわらかな黄色に、ソースの赤が映える。

 

一皿ごとの満足感はあるのに、重たさは残らない。

 

凛としているのに、温かい。

そういうお店が、西天満にある。

 

グラスに注がれたワイン。

料理を待つ間の、少しだけゆるんだ時間。

そんな細やかな瞬間が、ここでは自然と積み重なっていく。

夫と訪れた日。

友人と過ごした夜。

それぞれの時間が、この場所にきれいに収まっている。

何度来ても、また来たいと思う。

そして帰り道には、次は誰と来ようかと考えている。

【基本情報】

ジャンル:洋食

住所:大阪市北区西天満4-9-20 東興ビル1階

最寄駅:大阪メトロ御堂筋線 淀屋橋駅 徒歩約10分

営業時間:17:00〜23:00(月曜定休)

予算:7,000〜10,000円程度(飲み物込み)

公式サイト:洋食 泉

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